帝國陸軍師団(12)

  第一一〇師団
   通称号   
編成 昭和13年6月16日
編成地 姫路
補充担当 姫路
解説 昭和11年の軍備充実計画で編成された特設師団の一つであり、姫路の第十師団の留守部隊が編成を担当した。
編成後、華北戦線に派遣され、北京付近の治安維持任務に従事する。その後は京漢線沿線での治安維持作戦に従事し、昭和19年3月より第十二軍の指揮下で大陸打通作戦に参加する。
師団は京漢作戦に参加し、京漢線沿線を確保するとともに、戦車第三師団と協力して洛陽を攻略、同地の警備にあたった。その後老河口付近の飛行場破壊作戦に従事し、その後洛陽付近で待機中に終戦を迎えた。
部隊編成  創設時      歩兵第一一〇連隊(岡山)
歩兵第一三九連隊(姫路)
歩兵第一四〇連隊(鳥取?) 昭和17年5月、第七一師団に編入
歩兵第一六三連隊(松江)

  第一一一師団
   通称号   
編成 昭和19年7月12日
編成地 満州
補充担当 善通寺
解説 昭和19年7月、綏陽の第九独立守備隊と南方戦線に転用された部隊の残留者で編成された師団である。編成後は満州東部の防衛にあたったが、昭和20年4月に朝鮮半島南部の防衛を担当する第十七方面軍の指揮下に移動、新設された第五八軍に編入されて済州島防衛に当たった。
進駐後は防衛陣地を構築中に終戦を迎えている。
部隊編成  創設時 
(終戦時)
   歩兵第二四三連隊(徳島)
歩兵第二四四連隊(高知)
歩兵第二四五連隊(丸亀)

  第一一二師団
   通称号   
編成 昭和19年7月12日
編成地 満州
補充担当 久留米
解説 昭和19年7月、琿春で新設された師団である。第一一一師団同様、第九独立守備隊を基幹とし、第二八師団の残留部隊を加えて編成された。東部ソ満国境を防衛する第一方面軍指揮下の第三軍に編入され、国境の南側を担当した。
昭和20年8月9日、ソ連進攻時には琿春・間島地区の防衛陣地構築中であった。多大なる犠牲を出し、8月17日に第一方面軍からの命令により停戦した。
部隊編成  創設時 
(終戦時)
   歩兵第二四六連隊(福岡)
歩兵第二四七連隊(大村)
歩兵第二四八連隊(久留米)

  第一一三師団
          欠番

  第一一四師団
   通称号   
編成 昭和12年10月12日
編成地 宇都宮
補充担当 宇都宮
解説 昭和11年の軍備充実計画で編成された特設師団の一つであり、宇都宮の第十四師団の留守部隊が編成を担当した。
編成直後に第十軍の後詰部隊として杭州湾に上陸し、南京攻略戦に参加した。
昭和13年2月には華北戦線に移動し、第五師団・第十師団と共に台児荘の戦いに従事する。その後華北で治安維持任務に従事し、昭和14年7月に本土に復員、9月に解隊された。

昭和19年7月、華北の独立歩兵第三旅団を基幹として師団が再建され、山西省臨汾で終戦を迎えた。
部隊編成  創設時      歩兵第六六連隊(宇都宮)
歩兵第一〇二連隊(水戸)
歩兵第一一五連隊(高崎)
歩兵第一五〇連隊(松本)
終戦時 第八三歩兵団
独立歩兵第一九九大隊 〜 独立歩兵第二〇二大隊
第八四歩兵団
独立歩兵第三八一大隊 〜 独立歩兵第三八四大隊

  第一一五師団
   通称号   
編成 昭和19年7月10日
編成地 華北
補充担当 旭川
解説 昭和19年7月、華北方面から転出された第二六師団第六二師団の穴埋めとして編成された師団であり、独立混成第七旅団を基幹としている師団である。
河南省に駐屯し、京漢線沿線の警備に従事した。
昭和20年3月より老河口作戦に従事し、華北の米中軍飛行場破壊作戦に参加した。
その後終戦を迎えている。
部隊編成  創設時 
(終戦時)
   独立歩兵第二六大隊 〜 独立歩兵第三十大隊
独立歩兵第三八五大隊 〜 独立歩兵第三八七大隊

  第一一六師団
   通称号   
編成 昭和13年5月15日
編成地 京都
補充担当 京都
解説 昭和11年の軍備充実計画で編成された特設師団の一つであり、京都の第十六師団の留守部隊が編成を担当した。
編成後、直ち中支那派遣軍に編入され、華中戦線に進出。武漢三鎮から南京を結ぶ揚子江岸の警備に従事した。
昭和13年7月から杭州、続いて南京の警備にあたる。一方、歩兵4個大隊を機関に石原支隊を編成し、武漢攻略戦に派遣する。
以後、華中で警備にあたり、昭和19年5月からの大陸打通作戦に参加。湘桂作戦で衛陽攻略に参加した。その後は飛行場破壊作戦に参加し、湖南省で警備にあたっているときに終戦を迎えた。
部隊編成  創設時      歩兵第一〇九連隊(京都)
歩兵第一二〇連隊(福知山)
歩兵第一三三連隊(津)
歩兵第一三八連隊(奈良) 昭和17年、第二六旅団に転出。後、第三一師団に転入

  第一一七師団
   通称号   
編成 昭和19年7月10日
編成地 華北
補充担当
解説 昭和19年7月、独立歩兵第四旅団を基幹として編成された師団である。河南省新郷あって、京漢線沿線の警備に従事した。
昭和20年4月、老河口作戦に参加する予定であったが、急遽関東軍に編入され、第四四軍の指揮下に配属され桃南に駐屯する。
8月9日のソ連軍進攻後、即座に新京に後退。その途中で終戦となった。
部隊編成  創設時 
(終戦時)
   独立歩兵第二〇三大隊 〜 独立歩兵第二〇六大隊
独立歩兵第三八八大隊 〜 独立歩兵第三九一大隊
*丙師団編成(師団固有の砲兵を持たない編成)

  第一一八師団
   通称号   
編成 昭和19年7月10日
編成地 華北
補充担当 京都
解説 昭和19年7月、独立歩兵第九旅団を基幹として編成された師団である。駐蒙軍に属し、大同付近の警備に従事する。
昭和20年4月、上海方面の防衛戦力強化の為に華中に転出し、第十三軍の指揮下に編入される。
8月9日のソ連軍進攻に対応する為に北上を開始したが、その途中の張家口で終戦となった。
部隊編成  創設時 
(終戦時)
   独立歩兵第二二三大隊 〜 独立歩兵第二二六大隊
独立歩兵第三九二大隊
独立歩兵第四〇一大隊
独立歩兵第四〇三大隊

  第一一九師団
   通称号   
編成 昭和19年10月11日
編成地 満州
補充担当 東京
解説 昭和19年10月、第八国境守備隊(ハイラル駐屯)とフィリピンに転出された第二三師団の残留戦力を基幹として編成された師団である。
昭和20年8月9日、ソ連軍進攻により駐屯していたハイラルから撤退を開始し、退却戦を行いつつ興安領東方で戦闘中に終戦となった。
部隊編成  創設時 
(終戦時)
   歩兵第二五三連隊(東京)
歩兵第二五四連隊(東京)
歩兵第二五五連隊(市川)
テストテキスト
とりあえず各師団の解説が何も無いページに適当に駄文を打ち込むためだけに記入している無意味テキスト。本来ならありえないテキスト。でもまぁとりあず適当に。これ打ち込んどかないとページのレイアウトが崩れるから仕方が無い。まぁこんなの打つぐらいなら、適当に師団の一つでも解説すれば良いだけなんだけど、いまは其れすらやりたくない。鬱ってるときにサイト弄ると碌な事が無いのは過去の経験から明白なので。なのでこのテキストを見つけてもなにも見なかった事にしてください。